直近の視聴履歴 (22/03-22/04)
はじめに
例によって視聴履歴が溜まってきたので雑な感想です。振り返ってみると割と本数がありました。今回はドラマ多めでした。
人名は敬称略で書きました。
雑な感想
『カルテット』
Amazon.co.jp: カルテット【TBSオンデマンド】を観る | Prime Video
総じて、キャラクター同士の軽快なやり取りが心地よかったです。ストーリーの主軸になっているミステリ部分も先が気になるように作られていたので個人的には文句なかったです。
それ以外にも、音楽や芸事のような一般的に職業とすること(いわゆる「それで食っていく」) のが難しい職業の人々が誰しもぶつかる悩みやジレンマのようなものも描かれていました。私は該当するわけではありませんが、思わず考えてしまうところもありました。ジャンル的にはミステリ/ラブストーリーですが、勝ち残ることができなかった人たちの人生的な見方もできるように思います。
『大豆田とわ子と三人の元夫』
https://www.netflix.com/jp/title/81444722
カルテットと同じようなキャストと同じ脚本家だったのでそのまま観ました。ジャンルは全然違いましたが、同様に軽妙なやり取りが見ていて心地よかったです。あと松田龍平が良かったです。
ドラマで角田晃広を見るのが初めてだったのですが、彼が出てくると訳もなく場面が面白おかしく見えました。キャラクター的にコメディ担当なのもありますが、フラがある、というのはこういうことを言うのかなと思いました。芸人というイメージが先行しているのもあると思いますが、コントでの印象がとても活きていて良いと感じました。
何も考えずに観ていられるのでとても気軽に観られました。疲れてる、物寂しい、みたいな時にとりあえず流しておくみたいな楽しみ方ができるタイプです。
『最高の人生の見つけ方』
https://www.netflix.com/jp/title/70077542
とりあえず有名だし、で観ました。
父親や社長などの立場で我慢が続くので人生を犠牲にしてきている、だから死ぬ前にやりたいことをやろう、という話かと思います。「誰しも死ぬので、したいと思ったことはやっておくのがいいね」という主旨はわかりますが、「とはいえそれができたのは主人公の一人に腐るほどのお金があるからだよね」と思ってしまい個人的にはそこまで刺さらなかったです。
本筋でない箇所が目について身も蓋もない結論に至ってしまいましたが、その点に触れないのは個人的には誠実さに欠けるように思ったので好きになれなかったです。
『窓辺の女の向かいの家の女』
フラッシュバック的な症状持ち& アルコール依存 & 抗不安薬のOD習慣持ち という、不安定さ詰め合わせな主人公が隣家で起こった殺人を目撃するも、事件の痕跡はなく警察では幻覚扱いされてしまい、素人ながら真相究明を始めるという展開。
真相究明の描写は大変ミステリ的なのですが、いかんせん主人公の属性的に描写を信用し切れないのがミソな作品と思います。不安定さから周囲とトラブルを起こしがちだったりと、回り道が多い印象です。人によってはイライラする言動も多いことと思います、実際随所でイライラしたので。とはいえ、展開は劇的なものが多く、なんだかんだ見てしまうような面白さはありました。
最終的なオチが謎を残す描写で終わったので、続編があるのでしょうか。雑に調べてみるとよく似た作品があるらしく、オマージュ的な作品なのかもしれません。よく知りませんが。
『テン・ゴーカイジャー』
『海賊戦隊 ゴーカイジャー』の満を持しての映画企画だったので上映当時は映画館で観ました。Blu-rayが届いたので再度視聴しました。山田裕貴の出演に感謝。
1時間枠ですが、ストーリー展開はかなりのボリュームな一方で、綺麗にまとまっているなという感想です。よくこれを1時間にまとめたなと思います。
本編未視聴でも楽しめるとても親切な作りになっています。本編視聴勢が思わず嬉しくなるようなネタ (ブラックコンドルやジュウオウイーグル周り) が随所に仕込まれていてとても満足でした。怪人サイドでは吉田メタルの好演が光ってましたね。
予告のメンバー闇落ち感はミスリードのようにも思うので、その点が僅かに引っかかりましたが総じて高い満足度でした。
『不機嫌な人々』
不機嫌な人々 | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
ミステリ物のドラマです。1話30分程度の全6話なので気軽に一気見できる作品でした。
展開は引き込まれるところがあってとても良かったです。ボリューム的に気軽に観れて面白いミステリでした。人質立てこもり版の逆オリエント急行的なものに思います。登場人物が多くてオムニバス形式なのも、個人的には好みなので良かったです。
最終的には犯人はお咎めなしで、その点は大変気に入りませんでした。犯人に情状酌量の余地が大いにある設定でしたが、自己弁護的な台詞があったので、気持ちの悪さというか、受け入れられなさがありました。今より年齢を重ねると感想も変わるのかも知れません。
とはいえ、総じて満足いく程度に面白かったです。
『映画刀剣乱舞-継承-』
Amazon.co.jp: 映画刀剣乱舞-継承-を観る | Prime Video
いわゆる2.5次元ものの映画です。本筋と関係ありませんが、山本耕史や八嶋智人など出演しているキャストが豪華で面食らいました。
視聴前の印象では色眼鏡で見てしまっているところがありましたが、ストーリーはどんでん返し的な仕掛けが盛り込まれていて面白かったです。実写化作品あるあるのコスプレ感はどうしても存在しましたが、殺陣などのアクション的描写は見応えがありました。コスプレ感が気にならなければ楽しめる作品かと思います。
おわりに
そこそこ観てたなと思います。好きで観ているのでこう言うと変ですが、この視聴頻度をキープしたいです。全然関係ありませんが、リンクを貼ってプレビューが出るものとそうでない物の差分は何起因なのでしょうか。